2013年04月06日

ツイッターを「発明」した天才が個人資産1千億円の大富豪に - ジャック・ドーシー

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ジャック・ドーシー Jack Dorsey(1976年11月19日生まれ)。日本でも有名なマイクロブログ・サービス、ツイッターの共同創業者です。現在36才にして、すでに個人資産は11億ドル(1045億円、1ドル=95円換算)に達しています。

ただし、この約1千億円の資産はツイッターによるものではありません。現在のドーシーの資産のほとんどは、自身が2009年に創業したモバイル・ペイメント・サービス会社スクエアの株式持ち分(現在約1/3を保有)によるものです。

このスクエアのサービスは、わずか3年でアップル、ウォールマート、ベストバイ、スターバックス、フェデックスなどの大口顧客を獲得するとともに、ビザ、マスターカード、アメリカン・エクスプレスなどの主要カード会社と提携し、現在の企業価値はおよそ32億5000万ドル(約3087億円、1ドル=95円換算)と算定されています。

とはいえ、ツイッターもフェイスブックやグーグルによる大型買収や、上場の噂が絶えません。もし、ツイッターが売却されたり上場したら、ドーシーの資産は一気に現在の数倍に跳ね上がることでしょう。

ジャック・ドーシーの学歴は、ニューヨーク大学中退ですが、14才の時に車両運行システムのソフトウェアを開発するといった天才ぶりを発揮しています。すでに15才の時には、ツイッターのアイデアを思いついていたといいます。その後インスタントメッセージサービスを目にして、オデオ社に自身のアイデアを売り込み、ツイッターのプロトタイプを2週間で開発、2006年に会社を設立しています。


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“Everyone has an idea. But it’s really about executing the idea and attracting other people to help you work on the idea.”

アイデアは誰にでもある。問題は、アイデアの実行とあなたのアイデアの実現を助ける他人を引きつけることだ。


“Everything we do is about getting people to be more open, more creative, more courageous.”

我々が行っていることは、人々をよりオープンで、創造的で、勇敢にすることだ。


“All my days are themed. Monday is management. Tuesday is product, engineering, and design. Wednesday is marketing, growth, and communications. Thursday is partnership and developers. Friday is company and culture. On the days beginning with T, I start at Twitter in the morning, then go to Square in the afternoon. Sundays are for strategy. Saturday is a day off.”

「毎日のテーマを設定している。月曜日はマネジメント、火曜日は商品とエンジニアリングとデザイン、水曜日はマーケティングと成長とコミュニケーション、木曜日はパートナー会社や開発会社、金曜日は会社と企業文化というように。Tで始まる曜日(火曜日と木曜日)は午前中にツイッターから始め、午後はスクエアに移る。日曜日は戦略を考え、土曜日は休みをとる。」


"I started thinking about it when I was 15. In 2006, SMS was getting really big in the US. We looked at it (Twitter) again. I knew the concept was huge, but the velocity was surprising. The most surprising thing is that people adopted the technology and made it their own. Twitter showed that 3 concepts emerged: immediacy, approachability and transparency."

「ツィッターのアイデアを考え始めたのは15才の時だった。2006年、SMS(ショート・メッセージ・サービス)が米国でまさに巨大化した。それで、ツイッターのアイデアをもう一度検討してみた。コンセプトはスゴいものだと分かっていたけれど、拡散の加速は驚くべきものだった。最も驚いたことは、人々がテクノロジーを受け入れ、自身のものにしてしまったことだ。ツイッターによって出現した概念が3つある:即時性、到達性、そして透明性だ。」

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posted by カイト at 23:45| Comment(2) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

32才で大富豪となったシリコンバレーの破天荒な起業家 - ショーン・パーカー

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(写真は「フォーブス」(2013)より)



ショーン・パーカー Sean Parker (1979年12月3日生まれ)。33才にしてすでに20億ドル(1900億円、1ドル=95円換算)の個人資産を稼ぎだした、シリコンバレーの起業家です。

パーカーは、コンテンツ型SNSの新分野で何度も挑戦を続けています。が、起業家としてのトラックレコードを見ると成功率は高くありません。

音楽共有サイト「ナップスター」(Napster、1999年創業)は著作権法に抵触し訴訟を受けた末に清算(2003年)に追い込まれ、アドレス共有サイト「プラクソ」(Plaxso、創業2002年)は社内の内紛で会社を去ることになり、「フェイスブック」(Facebook、創業2004年)は法人化した際の初代社長を努めていますが麻薬保持疑惑(最終的には起訴されず)で会社を去らざるをえなくなっています。現在進行中のビデオコミュニケーション型SNS「エアータイム」(Airtime)も初期トラブルなどで会員数が伸びておらず先行き不透明です。

ただ、1年強で会社を追われたもののフェイスブックの4%の株式を取得していたおかげで、上場に伴い20億ドルの大資産家(上場当時32才でした)になっています。

現在は、企業家としてのみならずベンチャー投資家として音楽ストリーミングサービス「スポーティファイ」(Sportify)や「エアータイム」などSNS分野を中心にさまざまな事業への挑戦を続けています。

ちなみに、ナップスターを創業した時パーカーはまだ19才、フェイスブックの初代社長になったのは24才の時のことです。

映画「ソーシャル・ネットワーク」ではショーン・パーカーの破天荒ぶりが強調されて描かれていましたが、資金を呼び込み大学生ベンチャーだったフェイスブックに企業としての体制を作り上げたのは初代社長だったショーン・パーカーの功績だったと言われています。


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"Being entrepreneurial is not about titles, credit, or glory. It's about doing what it takes when nobody else believed in you."

「企業家であることは、肩書きや信用、栄光とは無関係だ。起業家とは、誰からも信じてもらえない状況にあっても必要なことを行っていくことだ。


"Part of the challenge of being an entrepreneur, if you're going for a really huge opportunity, is trying to find problems that aren't quite on the radar yet and try to solve those."

「本当に大きなチャンスを求めているなら、まだレーダーに映っていない問題を見つけ出しそれを解決しようとするのが、起業家の挑戦というものだ。


"Solving specific problems is what drives me. I am not interested in having a career. I never have been."

「私の動機は、具体的な問題を解決していくことだ。自分の経歴づくりには今も昔もまったく興味はない。


"You want people using your product because it's a part of your life, then they can't stop using it."

「商品が生活の一部になってしまえば、ずっと使い続けてくれる。」


"Running a start-up is like eating glass. You just start to like the taste of your own blood."

「スタートアップの会社を経営するのはガラスを食べているようなものだ。自分の血の味が好きになっていくんだ。」


"I definitely wanted to earn my freedom. But the primary motivation wasn't making money, but making an impact."

「私は明らかに自由を獲得したいと欲している。ただ最大のモチベーションになっているのは金を稼ぐことではなく、インパクトを作り出すことだ。


"I think being a wealthy member of the establishment is the antithesis of cool. Being a countercultural revolutionary is cool. So to the extent that you've made a billion dollars, you've probably become uncool."

裕福になり体制側の人間になることは、クールであることの対極にあると思う。カウンターカルチャー側の革命家であることこそがクールだ。だから10億ドルも稼いでしまったら、クールでなくなってしまうだろう。」


"I think the perception of wealth and power is that things just become easier and easier when in reality as you raise the stakes things become more stressful."

「富と権力を手にするにつれて人生が楽になっていくと思われているだろうが、現実には会社への関与が大きくなるにつれストレスが増していく。」


"I've been doing a hybrid of investing and entrepreneurship, which I think initially I wasn't set out to do. But I realized it fit my personality."

「投資と企業のハイブリッドでやってきたけれど、最初はそんなことが自分にできると思ってなかった。だけど、自分の性格に合っていると分かったんだ。」


"It seems like the right thing to do is tackle problems other people aren't working on."

やるべきことは、他人が手をつけてない問題にぶつかっていくことだろう。


“Every good entrepreneur I know ends up in the wasteland of being a venture capitalist. It’s really frustrating,"How can you as an entrepreneur that’s had success, has a reputation, ever build the courage to go and do something again? Most entrepreneurs don’t remain entrepreneurs. It’s just too psychologically to have to constantly start over.”

「私の知るすぐれた起業家はベンチャー投資家という不毛の地に落ち着いてしまう。『どうして成功し、評価も高い起業家がもう一度何かをやってやろうという勇気を絞り出さないのか』と本当にじれったく思う。たいていの起業家は起業家であり続けない。常に新しく再出発し続けるというのは心理的にとても消耗することなんだ。」


“The list of people who have started from scratch over and over and succeeded systematically over a long period of time is incredibly short. The only person I can think of off the cuff is Jobs who had Apple, Next, Pixar, continued doing Pixar and Next and then Apple again, which is really a different company.”

長期間に渡って何度もゼロから出発し、成功し続けた人の数は信じられないくらい少ない。すぐに思い当たる唯一の人間はジョブスで、アップル、ネクスト、ピクサーを創業し、経営し続けた。アップルに復帰した後、アップルはまったく違う会社になっている。
posted by カイト at 11:03| Comment(2) | TrackBack(2) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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